説明
France Antique✧ 美しく繊細なイエス・キリストの十字架
非常に美しい状態で残された、フランスのアンティーク十字架です。
十字架の上には、金メッキが施されたイエス・キリスト像が取り付けられています。
量産品の十字架にもキリスト像は見られますが、こちらは一つひとつ丁寧に造形されたことが伝わる、
表情や身体の表現がとても美しい宗教美術作品です。
細く伸びた手足や柔らかな衣のひだ、静かに伏せられた表情には、静謐さと気品が宿り、派手な装飾はありませんが、思わず見入ってしまうような存在感があります。金色に輝く姿は、光の加減によって表情を変え、祈りの道具であると同時に、一つの芸術作品としても高い魅力を感じさせます。
十字架はイエス・キリストが人々の罪を背負い、十字架に磔(はりつけ)にされた出来事を象徴しています。
この像では、両手と両足が釘で十字架に打ち付けられた姿が忠実に表現されており、
多くの教会や家庭で祈りの対象として大切にされてきた伝統的なデザインです。
キリスト教に馴染みのない方にとっても、この十字架は単なる宗教用品ではなく、
「自己犠牲」「愛」「赦し」「希望」といった普遍的なメッセージを象徴する存在として、
世界中で長く受け継がれてきました。
長い年月を経てなお失われることのない美しさと、
人々の祈りの記憶を宿した、静けさと気品のある印象的な十字架です。
後ろには壁掛けの紐が付いており、壁に引っ掛けられるようになっています。
約20 × 14 cm
素材:木・ブロンズ(金メッキ)
年代:19世紀後期〜20世紀初頭(約1880〜1910年頃)
作者:Gustave Joseph Debrie 署名はキリスト像の腰のあたりにあります
Gustave Joseph Debrieについて
Gustave Joseph Debrieは、19世紀後半から20世紀初頭にかけて活動したフランスの彫刻家です。
1842年生まれで、少なくとも1932年以降まで活動記録が確認されています。
動物彫刻や記念碑的な彫刻にも携わり、1870年代には《モンタルジの犬》のブロンズ作品を制作しました。また、ボルドーのジロンド派記念碑の彫刻制作にも参加しています。
Debrieの作品には、写実的な身体表現と、19世紀フランス彫刻らしい端正で格調のある造形が見られます。
本作のキリスト像にも、細部にわたり繊細さとディテールがみられ、表情から、光輪までとても美しく
苦しみを劇的に表すのではなく、静かな祈りと尊厳を感じさせる表現が宿っていいる宗教美術品です。
Aionia✧Antique&Vintage
Born of Eternity. Preserved by Time.
世界の骨董品やアンティーク、ヴィンテージたち—— 時代と人の手を渡り、ときには戦火や災害さえくぐり抜けて、なお息づく受け継がれてきた技術と記憶の物語
注意点(アンティーク・ヴィンテージ品について)
真鍮など素材特有のくすみや色の変化があります。 経年による小さな擦れや傷がある場合があります。 長年の使用・保管による微細な凹みや鋳造跡があることがありますので、 これらはヴィンテージならではの味わいとしてお楽しみください。またアンティーク品については経年劣化で状態の悪いものもございます。当店でメンテナンスできるものに関してはリペアやお手入れなどをしてご案内しておりますが、アンティーク品にご理解ある方のみご購入ください。





















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